予感は案外当たる【73日】

1年日記、73日目。
2020年6月22日。

作業中「どうしても先へ進めたい」というときには、途中で休憩を取ることすら躊躇する。
今日は1話分をどうしても書き終えたくて、ネタ詰まりしながらも粘って書き終えました。
やればできるものよね。
「これ以上書けぬ!」というのは、でしかない。
今後、そういう弱音を吐きたくなったときには、「って、そんな見え透いた嘘をつくなボケ!ヽ(`Д´)ノと自分を叱りつけようと思います。

でも「ひとつ書き終えたときの楽しさ」を知ってしまった今、たとえ「書けない」事態に陥ったとしても「無理!」だなんて嘆くことはないような気もします。
書けなくても書き終えて「楽しい!」という感情をまた味わいたくなるんじゃないかな。
ある意味、中毒ね。(笑)

予感

こんなに毎日、せっせと小説だけを作っていて、ちっとも不安がないかというとそうではない。
大量に時間を消費しただけで、何も手元に残らない可能性は高い。

残るとしても「まとまった文章を書けるようになった」ことくらいでしょうかね。
あと「オリジナルキャラクターを作れるようになった」くらい。
あと「キャラクターの設定画を描ける」くらい。
あと「簡単なストーリーなら計画を練って書ける」くらい。
あと「設定を考えて作れる」くらい。
あと「小説を書くためだけに集中できる」くらい。

おや?
意外と残るものはあるかもしれない。(笑)

これだけ残れば、まだいいほうかもしれません。
たとえ小説の世界では生きていけなかったとしても、手元に残ったこれらをどう活かしていけるのか?
それを考えればいいのでしょうね。
さて、何に使おうかしら。
今は何も思い浮かばないけれど。(笑)

ふとした瞬間に不安が過ることもあるのですが、考えても仕方がないことなので、深く考えないようにしています。
思い切り滑って転ぶこともまた経験ですし、たぶん数年後に「あのとき努力していてよかった」と思う瞬間が訪れるような気がします。
なぜか今は「どうしてもやっておかないといけない」気がしてならない。
そういう予感は案外、当たるのよね。

逆に、予感した不安のほうが的中するとも考えられるのだけど、それすらも越える「やってよかった」感が押し寄せると思うのです。
そんな気がしてならない。

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