「道」の付くものは「堂々と」する気持ちを内面外面に生み出してくれる【252日】

1年日記、252日目。
2020年12月18日。

自分は気が小さくて人前に出るのが苦手で緊張しすぎるから人前で声を張り上げて喋るのも苦手でした。
なので、常に不特定多数の人と関わらざるを得ない客商売&サービス業には向いていないから、そういう職種には関わらないよう、黙々と1人でできる仕事がいいなと考えていました。

が、

人間、いつまでも変わらないままでいるなんてことはなかったのですね。
死ぬまで、同じ性質・性格を持ち越すだなんて、そんなことはない。
己の思い込みが間違っていました。
というのも、
今は、人前で声を張り上げることも普通にできるようになっているからです。
数年前まではあんなに嫌々だったのに……。(~_~;)

理由は、空手を習い続けたおかげだと考えています。
空手は、気合ですごく大きな声、それも威圧・圧倒するほど尋常でない大声を出さないといけない、ということがひとつ。
毎回の稽古で声を絞り出しているうちに、喉を潰さず無理のない声の出し方がわかるようになり、発声力が鍛えられます。

それともうひとつ。
これが重要かなと思うのですが、
先生や他の生徒さんの目の前で、たった1人でも形(かた)を打たないといけないので、羞恥心が半端ないのです。(笑)
しかも自分、形打つのめっちゃ下手なのに。
力弱いしグラつくし軸はブレる!
たとえるなら、
先生の厳しい目線を前に、あるいは、大勢の目の前で「力強く堂々と踊る」(踊り方を間違えても知らん顔で)みたいな感覚です。
羞恥!\(^o^)/

その状況に慣れることができたら、うまいこと心臓が強くなり、ちょっとやそっとのことでは動じなくなるのも納得です。
「あの緊張感と比べたら」、人前で喋るくらいならどうってことないんじゃない?
たぶん、そんな心境に変わったのでしょうね。

自分の上がり症を緩和したいなという気持ちがあるのなら、何でもいいから「道」の付く武道を習うのが効果的ではないかと思います。
空手道、剣道、柔道、……道が付くものは「堂々と」する気持ちを内面外面に生み出してくれる。
自分が武道を習うきっかけは別の目的があってのことでしたが、結果的には様々な相乗効果や副産物を得られることになりました。
いいものと出会えてよかったです。

とはいえ。
本音はやはり、客商売よりも黙々と1人で仕事をするほうが好きだという気持ちに変わりはないんだよね、というオチでございます。(笑)

顔面筋トレ138日経過

8月からの課題、顔面筋トレ。
今月も1ヶ月間みっちり顔面筋トレに励むために、毎日記録をつけていきます。
黙々と顔面筋トレをがんばろう。
早く筋肉が育ちますように。

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