1年日記、298日目。
2021年2月2日。
本は読みますけど、そういえば、「誰かに勧めよう」とは思わないなとふと気がつきました。
本が好きだから、本好きが集まる朝活の読書会などに参加してみようかなと考えたこともあるのだけど、参加条件が「おすすめする本の紹介&本をプレゼント(現物持参)」とあり、それを見て「いや、無理」(´Д`;)、と諦めたのでした。(笑)
この本がどんなに素晴らしいか、そんなに熱弁するほどの熱量は出せない。
まぁ、そこまで熱く熱弁する必要もないのだろうけど。
本を読んで「おもしろかった」「勉強になった」「考え方が素晴らしい」とは思うけど、その本をどうしても他の人に読んでほしいという感情は湧きません。
というのも、人の感性は人それぞれだから。
本のどの部分に注目するかも人それぞれ違いますし、文脈の解釈もてんで違いますし、読んで同じ感想を持つことなんて滅多にない。
単純に「おもしろい」「おもしろくない」、「いい」「悪い」ですら違うもの。
本に関しては、感想を人と共有することは諦めたのでした。
それに、
人それぞれ、興味を引く対象が違って当たり前、どんな本が心に刺さるのか、どう影響を与えるのかも、みんなそれぞれ違います。
手元に巡ってくる本の種類、タイミングですら、人とは異なると考えています。
今の自分にたまたま巡ってきたのがこの本、といったように。
必要とするときに必要な本が手元に来る。
本との出会いもご縁なのかなと。
そういう意味でも、「ぜひ読んで!」というアピールは無用なのだろうと思います。
ただ、
人が「おもしろかったよ」と言っているのを聞いたり、誰かにオススメされて自分が興味を持ち、「読んでみよう」と考えたのなら、それは自然な流れで巡ってきたご縁なのかもしれません。
自ら引き寄せた、とも言える。
自分自身、そういうご縁で読み始めた本はいくつかあります。
そのときも「絶妙なタイミングだなぁ」と思いましたし、自分に必要なときに必要な情報を得られたと実感しました。
目には見えないけど、本とのご縁ってあるものですよ。
不思議です。