1年日記、306日目。
2021年2月10日。
ゼロから空手を習い始めて思うこと。
空手のうまい人は簡単にこなしているのだけど、その「簡単に」が簡単ではなくかなり難しくて、自分には再現できないことがほとんどだと、身に沁みてわかります。
稽古で教えてもらえることも毎回、難しいことばかり。(+_+)
わかりやすく丁寧に教えられて、やり方を理解しても、見て覚えた理解と身体での再現は別で、そうすぐに「お手本通り」には再現できません。
なので、教わって覚えたことを自分で再現できるように、自分なりにじっくり咀嚼して練習を積み重ねていき、すこしずつ「できる」ようになっていく。
それを地道に繰り返した先に、思考の変化が待っている。
今の自分には難しい、自分にはできない、どうやればできるようになるのかさっぱりわからない、
そういうものが逆におもしろいと思えて、やる気が湧いてくる瞬間が訪れるのです。
不思議ですよね。
難しいことが逆におもしろく思える段階です。
今現在はその段階にどっぷり浸かっているところ。
難しいことを自分でどう攻略していくか、楽しみながら試行錯誤しています。
他の勉強や仕事、そして家事に至るまで、どんなものに対しても、その段階に辿り着けたなら、たとえ自分の苦手分野でも「おもしろい」「楽しい」と思って前向きに取り組めるんだろうなと思った次第です。
辿り着くのにもまた難しいのですけどね。(´Д`)
どんなことでも、習得するにそれなりの時間はかかるもの。
日々、そのことを実感しております。